【初心者ガイド】アゲ鑑定に注意!電話占いで騙されないための対処
Post:2023.10.29
みなさんは「アゲ鑑定」って聞いたことありますか?
占いをよく利用する人なら一度は耳にしたことがあるかもしれませんね。
すごく簡単にいうと『良いことしか言わない鑑定』を「アゲ鑑定」と表現する場合が多いようです。
では…なぜ「アゲ鑑定」に注意が必要なんでしょうか?
今から、その理由も含めて「アゲ鑑定」について解説していきたいと思います。
そもそもアゲ鑑定って何?
「アゲ鑑定」の「アゲ」は「上げ」という意味があります。
つまり、相談者にとって都合の良い嬉しい結果を伝える鑑定のことです。
これだけ聞くと、「良い結果なんだから別によくない?」と感じる方もいるかもしれません。
ただ、「アゲ鑑定」にも色々とありまして…
中には、現状に関わらず良い結果だけを無責任に伝えることで、結果的に状況がさらに悪化してしまうケースもあるんです。
そこでまずは、「アゲ鑑定」の目的パターンを整理しましょう。
パターン1:リピーター獲得のため
占いを利用する人の中には「良いことを言われたい」人が圧倒的に多いです。
自分にとって嬉しい結果が出れば、それだけ未来にも希望が持てるからでしょう。
初めて相談した時に「悪い結果」を伝えた占い師と「良い結果」を伝えた占い師…
次もリピートするならおそらく「良い結果」を出した占い師を選ぶ人が多いはずです。
より多くのリピーターを獲得するために、特に最初の鑑定ではアゲ気味にする占い師も珍しくないでしょう。
パターン2:占い師が能力に自信がない
これもアゲ鑑定には多いパターンです。
「占いの能力が足りない=結果をはっきり出せない」
なので、当たり障りのない良い結果だけを伝えてその場をやり過ごそうとします。
この場合は占い師自身にしっかりとした占いの知識や能力がなく、良い結果であればあるほど無責任なものになるので要注意です。
パターン3:あえて悪いことを言わないようにしている
結果はきちんと見えている上であえて良いことだけを伝えるパターン。
たとえば、相談者の精神状態や今後の可能性なども加味して、占い師の判断で「伝えるべきこと」とそうでないことを選別する場合もあります。
これは占い師の良心によるものなので、悪質なアゲ鑑定とは別物といっていいでしょう。
良いアゲ鑑定と悪いアゲ鑑定がある?
実は「アゲ鑑定」といってもすべてが悪い占い師というわけじゃないんです。
本当に力のある占い師や良心的な占い師なら、時と場合によって「アゲ鑑定」をした方が相談者のためになると判断することも。
なので、「アゲ鑑定」には「良質」と「悪質」の両方が存在するということ!
ちょっとややこしいですが、見極める方法はあります。
いくつかポイントをまとめてみました。
占い師の発言にブレがないかどうか
基本的に占い師自身の能力が不足している場合は、言葉に説得力がありません。
その場その場で都合の良いことをなんとなく言っているだけなので、ところどころ結果が噛み合っていなかったり、矛盾するようなことを言うケースが多いです。
占い師の言葉に一貫性があるか、きちんと筋が通っているかどうかチェックしましょう。
気になることはどんどん突っ込む
適当に都合の良いことだけを伝える占い師は、しっかり鑑定していない場合があります。
なので、相談者の方から色々と突っ込まれるときちんと答えられないことも。
「彼の状況からしてそんなはずないんだけどな…」
「相手の性格イメージが全然違うんだけど…」
などなど、明らかに「それはないでしょ」と疑問に思うことがあったら、遠慮せずに突っ込んだり質問してみましょう。
しっかりした占い師なら、きちんと疑問に答えてくれるはずです。
占い師の口コミをチェック
占いの性質上、どんなに優れた占い師でも賛否両論あります。
人によって相性がありますし、受け止め方もそれぞれ違うからです。
なので、この場合は「当たった」「当たらなかった」ではなく、占い師の鑑定スタイルについての口コミに注目しましょう。
まとめ
ここまで「アゲ鑑定」について解説してきましたが、いかがでしたか?
一口に「アゲ鑑定」といっても、実はすべてが悪いわけではないんですよね。
「アゲ鑑定は悪!」と極端に思い込んでしまうと、逆に今度は悪いことしか言わない、不安を煽るような「サゲ鑑定」に引っかかってしまう可能性があるので注意が必要です。
たとえ「アゲ鑑定」だったとしても、問題を解決するために親身になってアドバイスをしてくれる占い師もたくさんいらっしゃいます。
鑑定を受けた後に「相談してよかった」と思えるようなものなら、それは自分にとって「良い鑑定」といえるでしょう。
悪質なアゲ鑑定でお金を無駄にしないためにも、今回ご紹介したチェックポイントなど参考にしてみてくださいね。