【占術ガイド】数秘術ってどんな占い?
Post:2023.08.17
西洋占星術やタロット占いと並ぶほど人気なのは「数秘術」です。
占いに興味ある人なら一度は聞いたことがあるかもしれませんね。
実は古くから確立されてきた「数秘術」は、現役占い師も多く扱っている信頼性の高い占術方法の一つなんです。
数秘術とは?
数秘術とは、文字通り「数」を使用した占術方法。
「それぞれの数には意味がある」
という考え方が元になって生まれたものです。
数秘術は英語で「Numerology(ヌメロロジー)」といい、「numero(数)+logy(学、論)」で、直訳すると「数の学問」という意味になります。
古代ギリシャ、エジプト、インド、中国など、世界各地で数秘術が存在していたようですが、数秘術のルーツになったのは、かの有名なピタゴラスという説もあります。
数秘術の基本原理は「1〜9」までの自然数。
これを「ルートナンバー」といい、数秘術におけるすべての基本の数と位置付けます。
数秘術の種類によっては、ここに「11」「22」「33」などゾロ目の「マスターナンバー」がプラスされることもあります。
「1〜9」のルートナンバーが持つ意味は以下の通り。
解釈に若干の違いはあっても、大体の意味は統一されています。
ちなみに、数秘術では「吉数」「凶数」という概念はありません。
どの数字にも良い面とそうでない面があります。
1:始まり、革新、独立、開拓、男性原理
2:調和、やさしさ、人間関係、協力、女性原理
3:イマジネーション、表現、楽観的、真実を語る
4:安定、建設的、現実的、まじめ、持久力
5:変化、自由、多才、機知に富む、エネルギッシュ
6:愛、奉仕、バランス、家族、育てる
7:探求、分析、哲学的、神秘、叡智、孤独
8:権威、力、物質的価値、財力、ビジネス、自己制限
9:完全性、終わり、寛大、宇宙、手放す、教え
生年月日や名前など、その人が持っている「数」を当てはめて占っていくのが「数秘術」の基本になります。
たとえば、生年月日から「誕生数」を割り出す場合。
1981年4月22日生まれの人の計算式は、
①1+9+8+1+4+2+2=27
②2+7=9
なので、誕生数は「9」となります。
数字を分解して足し算していくと最終的には「1〜9」のどれかになるというわけです。
(※マスターナンバーを使用する場合は、マスターナンバーが出た時点で計算は終了)
数秘術はこんな人にオススメ
数秘術は「自分自身に興味がある人」「自分の本質を知りたい人」にぴったりです。
●持って生まれた本来の性質や才能
●周囲と関わることで出来上がった後天的性質や傾向
●その人の人生に与えられた使命や目的
●どのように人生を歩んでいくのか、その道のり
などなど…生年月日や名前を元に、その人が生まれ持った才能や性質、考え方の傾向、人生の宿命について詳しく知ることができるのが数秘術の最大の魅力。
「運命数」「誕生数」「ライフパスナンバー」「ディスティニーナンバー」など、占い師によってそれぞれの「数」の呼び方が違う場合がありますが、導き出されるものはそれほど大きく変わらないでしょう。
●自分はどんな人間なのか?
●自分の長所と短所は?
●自分を変えるにはどうすれば?
●自分の才能を生かすためには?
●どうすれば道が切り開けるのか?
こんな風に思っている人には特にオススメです。
数秘術によって、自分の向き不向きを知ることができたり、今まで知らなかった自分の新たな一面に気づくこともできます。
自分の本質や才能、傾向を知ることで、より良い人生設計をしていけるんです。
持って生まれた自分だけの「数」。
そこに込められた秘密の暗号を解読する。
それが「数秘術」です。
計算自体は簡単なのでまずは自分自身で試してみるのも良いでしょう。
その上で、もっと専門的で具体的な結果が聞きたいなと思ったら、数秘術が得意な占い師に相談してみてはいかがでしょうか?