【占術ガイド】手相ってどんな占い?
Post:2020.08.18Writed by new-uranist
「手相」という言葉は誰もが一度は耳にしたことがあるはず。
「生命線が長い!」とか「結婚線が3本もある…!」とか、そんな会話で盛り上がった経験はありませんか?
一見、自分でも占えそうなシンプルな占術方法に思えるかもしれません。
でも実は…「手相占い」って意外と奥が深いんです!
そこで今回は「手相占い」をわかりやすく解説していきたいと思います。
手相占いってどんな占い?
そもそも「手相」とは
まず「手相」について簡単に説明しましょう。
「手相」はその名の通り、「手に現れた相」を表します。
手の平に刻まれた線を見るのはもちろんですが、それだけではありません。
手の肉付き、手の大きさ、爪の形、指の長さなどなど、すべて「手相」に含まれます。
「手相」は一人一人違っていて、全く同じ手相の人はいません。
聞いたことがある人も多いと思いますが、「手相」はその時々によって変わると言われています。
たとえば生まれたばかりの赤ちゃんの手にはほとんど線がない、とされています。
そこから年齢を重ねていくにつれて、どんどん「手相」が刻まれていくんです。
生年月日占いとの違い
手相と並んでカジュアルな占いといえば「生年月日占い」などがあります。
生年月日を使う占いは「持って生まれた運命や資質」を知るためのもの。
手相占いは「自分の現状」を知るためのもの。
というのが、大きな違いでしょう。
手相には、その人の「今」が反映されていると言われています。
つまり、宿命的なものや先天的な資質がどうであれ、手相にはあまり関係ないんです。
極端に言ってしまえば、生年月日を扱う占いはどのタイミングで占っても結果は変わりません。
でも、手相占いはその状況によって結果が変わります。
その人の現状が変われば、自ずと手相も変わるからです。
現状に合わせて変わる「手相」を見ることで、自分を客観的に分析できる。
それが手相占いの特徴であり最大の魅力でもあります。
手相占いでわかること
占いには大きく以下の4つの種類に分けられます。
先述の通り、手相占いは「現状を知る」ためのもの。
未来に起こることを予言したり、生まれ持った宿命や性質を見るものとは少し違います。
あくまでも「現状を見た上で」未来を見ていくスタイルです。たとえば、
①『今あなたはこういう状態です』
②『このままいくとこういう未来になります』
③『それを変えたいならこうしていきましょう』
という感じで現状から未来を予測し、アドバイスするケースが多いでしょう。
手相占いで将来的なことを見てもらうのは十分可能ですし、人によっては他の占いより現実的で実践的なアドバイスをもらえることもあります。
ただ、手相は状況によって変わっていくもの。
「未来」がそのまま反映されるわけではないので、予知や予言の類とは全く別物だと考えておいてください。
右手と左手の違いは?
専門の占い師はどちらの手を見て占うと思いますか?
答えは「どちらも」です。
もちろん時と場合によっては片方だけを見ることもあるでしょう。
でも、プロの占い師なら基本的には右手と左手どちらの手相も見て占います。
というのも、実は「右手」と「左手」でそれぞれ意味が違うからです。
右手:顕在化しているもの、後天的要素、表面上
左手:潜在的なもの、先天的要素、隠された本来のもの
大まかにいうとこんな感じです。
右手の手相には、その人が今までの経験から身につけたこと、環境の変化、現状の意識が現れます。
対して左手の手相には、潜在的に秘めているもの、生まれながらに持っている素質、表には出さない本来の性格などが現れてくると言われています。
たとえば、右手の手相があまり良くなくても、左手の手相はとても良い場合。
これは、本来の自分の力を出し切れていない状態ということになります。
右手が「現状の結果」だとすれば、左手は「ポテンシャルや可能性」を示すもの。
左右両方の手相を照らし合わせることで、問題や悩みに対するより良い解決方法やアドバイスを導き出せるというわけです。
まとめ
「手相」はその時の年齢や状況によってどんどん変わっていくもの。
現れた「相」をそのまま見る占術方法なので、客観性という点ではとても優秀です。
自分の現状と冷静に向き合いたい人には特にオススメだと思います!
簡単で主要な線なら自分で見ることもできるかもしれませんが、やはり具体的に手相を見るにはプロの占い師にお願いするのが良いでしょう。
「手相を見る」という特性上、電話占いではそれほどポピュラーな占術ではありません。
でも中には、手相の画像を送れば鑑定してくれる先生もいるようですよ!
もし興味があるなら、ぜひ手相鑑定可能な先生を探してみてくださいね。